マインドフルネス事業への道 4:沼倉正吾さんとの出会い

「VR瞑想」という方向性が決まったので,あとはもう「行動あるのみ!」ということで,すぐさま事業プランの構築に入った。時代背景,課題認識,瞑想の有効性,VR瞑想であることの意味,アメリカマーケットでの展開方法,事業収支計画などをまとまあげた。

一方,この時2015年12月。2013年12月からVRに集中してきたこともあり,自己資金もそろそろ限界に近づいていたので,資金調達を至急に行う必要があった。藤田保健衛生大学は医薬メーカーからの「丸抱え」体質で,独自のVRシステム構築にすらお金を出す気もなかったため,京都のパノラマニア株式会社代表の二宮さんからサムスンジャパンをご紹介いただいたり,自分のコネで様々な人々にコンタクトを始めた。

その過程で,当時から現在まで日本のVRスタートアップの先頭を走っているDVERSE Inc. CEO/Founderである沼倉正吾さんに「はじめまして」メールから面談をさせていただき,いろいろとアドバイスをいただくとともに,500Startupの日本代表である澤山さんやトーマツベンチャーサポートの西村さんをご紹介いただいた。

この沼倉さんとの出会いが現在の株式会社インナーコーリング設立に繋がっている。以前から変わらぬ自分の習性だが,全く見ず知らずの方にも「これだ」とピンときた時に「すぐに動く」行動様式は,とても重要だと感じている。うまく進むかはわからないが,「話してみないと始まらない」のである。

マインドの革新で,自己革新を。

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