マインドフルネス事業への道 5:資金調達の壁

2015年12月。ちょうど去年の今頃,いよいよ尻に火がつき始めてきた。サムスン,小さい広告代理店オーナー,500 Startupなどに資金調達のお願いへの訪問を重ねた。元SAPジャパン代表の中根滋氏も広告代理店のオーナーからのご紹介でお願いをした。

一番可能性が高かったのは広告代理店のオーナー。これまで様々な出資を本業とは関係ない領域で行ってきていた。この会社の出身者で以前からVR関わってきた方も当時VR瞑想ビジネスをサポートしてくれていたこともあり,ここからの出資見込みは「行ける」と感じていた。他は様々な理由で,短期的な調達は難しかった。

年が明けた2016年1月21日(木)。この日は思い返すと「運命の日」だった。早朝7時からは,沼倉さんからご紹介いただいたトーマツベンチャーサポートの「モーニングピッチ」でのプレゼン。その後16時から広告代理店のオーナーへのプレゼン。

広告代理店のオーナーには,5,000万円の出資をお願いしたが,結果は「ノー」。理由は「VR」が良いんだか悪いんだか「判断できないから」というものだった。確かに当時VRはまだまだ日本での認知はほぼ「ない」という状態だったので,判断できないというのもしょうがない気もした。

何れにせよ「資金」の見込みがなくなったことで,「目標」は「遠い夢」へ格下げとなるとともに,今まで応援してくれていた嫁にも大きな迷惑を更にかけることになってしまった。ここからどん底に向かうことになった(>_<)

マインドの革新で,自己革新を。

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