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マインドフルネス事業への道 15:スタートライン

2016年8月26日(金)取締役会が始まった。当日は9時から監査役会でも説明し,その後での説明だったため,一度「リハーサル」が出来たので良かった。

元々プレゼンは得意な方で,「原稿」なるものを事前に用意することはない。プレゼン資料を自分で考えて作っているので,原稿がなくても「行間」的な説明は問題なく出来る。プレゼンは「考えを伝える」もので「原稿を読むもの」ではないと思うので,作成する時点で「結論」と結論までの「ストーリー」,「ストーリーの起承転結」の3点だけを考慮する。

電通時代も所属がマーケティングセクションだったので,「プレゼン」が仕事と言っても過言ではなく,数億円がかかった「必勝」プレゼンから調査結果のレポートまで,数多くの「場数」を踏んだ。新日鐵のEI事業本部(現新日鉄住金ソリューションズ)時代も大きな展示会のワークショップで数百人の前でのプレゼンもこなした。

プレゼンスキルで一番勉強になったのが,電通時代にマッキンゼーと,J-PHONE時代に経営共創基盤の冨山さんがCDI在籍中に一緒に仕事をした時の彼らのプレゼン資料だった。

彼らの資料は,スライドのタイトル⇒スライドの結論⇒前ページの結論を受けた次のスライドのタイトル⇒スライドの結論,といった展開で,聞いている人の思考を「導いて」行く。この「結論に導くストーリー」がないプレゼンは失敗する。彼らのプレゼン資料は「考えるスキを与えない」。

新日鐵時代の上司への説明方法もこれに似ていて,「結論はこうです」「理由は3つです」的な順番での説明がマナーだったので,新入社員の頃から自然と身についたのかもしれない。(入社時の面接もこの方式で答えないと落とされる,と新日鐵の先輩に教えていただいた)

「プレゼンが苦手」と思っている方は,ぜひ上記を参考にしてほしい。特に「ストーリー」が一番重要で,聞き手が一瞬でも「?」的に詰まりそうな部分があると,一瞬で聞き手がプレゼンに「付いてこれなくなり」その時点で,「理解出来なくなくなり」プレゼンは失敗する。

取締役会のプレゼンは,当初20分の予定が倍の40分位はかかったと思う,というかどれだけ時間がかかったかは「覚えていない」。それくらい「集中」していたのだろう。取締役会では,越智さんが全面的に「援護射撃」のコメントで応援していただいたこともあり,無事「事業承認」を得ることが出来た。

エン・ジャパンの入社直前の2月のどん底から約6ヶ月。遂に「奇跡的」に新たなチャレンジの「スタートライン」に立つことが出来た。これは幸運だと思うが,幸運を引き寄せた「マインドフルネス」の効果だとも思う。過去の嫌なことやプライド,まだ起こらない未来への思惑や期待をすべて「断ち切って」「その瞬間,瞬間」に集中し,「集中した瞬間」の積み上がりである「幸運な時間」が「成果」として残った。「マインドの革新」が「運命」を変えたのである。

マインドの革新で,自己革新を。

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