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サービス開始に向けた準備 12:集中力を阻害するもの

この表を見て欲しい。

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これは総務省が調査している日本の「情報流通量」を表したグラフだ,なんと9年で9.3倍情報流通量が増加している。

Netscape(懐かしい)のベータ版が登場した1994年からインターネットが世に普及し始め,ウェブサイトやブログなど今までマスメディアに加えた「新たな情報源」が続々と登場し,私たちの周りに「浮遊」し始めた。

そして,2007年6月29日がiphone初代発売日,2010年Facebookサービス開始(日本),2011年のLINE開始,2012年InstagramFacebookに買収されてからの数年で更に上昇カーブは急激になっている。今後も増えることはあっても,減ることはないであろう。

一方,人間の「脳の情報処理能力」は,一定能力のままのはずなので,私たちの周りには「処理しきれないゴミ情報」が溢れている。プッシュで送られてくるメールや情報もすべてが有益とは限らず「判断」と「選択」が必要となり,私たちは数限りない「判断」と「選択」を日々行っている状態,だ。

こりゃ脳も疲れるわけだし,集中も出来るわけがない。

グローバル500万部のベストセラー「EQ」の著者であるダニエル・ゴールマンは,近著「FOCUS」で,「集中力は見過ごされがちだが,大事な能力」と明記している。

現代社会においては,インターネットやPC,スマートホンといった「文明の利器」が,情報流通量を格段に増加させ,私たちの「集中力を阻害し生産性を下げている」という皮肉な結果となっている。

マインドフルネスで「集中力を回復し,更に向上させる」ことは,現代社会でパフォーマンスを上げる「知恵」であり,マインドフルネスの普及は日本のGDPを向上させることにもなると思う。

AIとかロボットは,確かに文明の利器として有効なんだろうが,上記と同様にAIやロボットから吐き出される「情報」というのは,人間の集中力にどう影響するのだろうか?

文明の利器というものは,かえって人間の能力も同時に下げてしまうのかもしれない。

マインドの革新で,自己革新を。

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