集中力ブーム

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現在発売中の週刊ダイヤモンドの特集は「集中力」だ。

働き方改革⇒時短勤務⇒生産性向上ニーズの増大⇒集中力ニーズの増大,という流れを先取りした記事は,JINSの井上さんへの取材申し込みと18日のJINSさんとの共同イベントへのプレスの申込み状況から,今後いろいろと出てくると想定される。

「集中力ブーム」だ。

週刊ダイヤモンドの記事を一部引用すると

 「金魚の集中力は9秒しか続かないとされています。では、現代人の集中力はどのくらい続くと思いますか」

 こう質問されたら、あなたは何と答えるだろうか。

 正解はなんと8秒。金魚よりも短いのだ。このデータは、米マイクロソフトのカナダの研究チームが2015年5月に実際に発表したものだ。約2000人の参加者の脳波などを測定した結果で、2000年は12秒だったヒトの集中力の持続時間が、13年には8秒まで短くなってしまったという。

 なぜここまで現代人の集中力は短くなってしまったのか。最大の要因は、IT技術の進化に伴う環境の変化である。

これは半分正解で,半分間違っている。もともと人間は「集中しにくい」生き物で,それに環境の変化が「より集中しにくく」している,が正しい。

マインドフルネスの基本は「自分の動作に集中」することだ。なので,呼吸や歩行動作,自分の意識などに「注意を向ける」ことで「集中を持続させる時間」を長くすることが出来るようになる。

自分の動作に集中すると,人間は「同時に2つのことを考えることは出来ない」ので,自ずといろいろなことを「忘れる」。忘れるので結果ストレスを感じる情報もなくなってしまうため,「ストレスが減り」「やるべきことの生産性が向上する」。

マインドフルネスによる生産性向上のロジックはこんな感じだ。

マインドの革新で,自己革新を。