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企画力ってなんだろう?

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今日は「企画力」についての自論。

無から有を創出するというのが「企画」の定義。

企画とは「実行されること」を前提にしたもので,実行されて初めて「企画が成立した」ことになる。なので,実行を前提にしていない「企画」,実行されなかった「企画」は,企画ではなく「妄想かアイデア」と自分では認識している。

企画が成立するには複数のステージをクリアする必要がある。

大前提:課題認識⇒結構これが抜けるケースがある。

0.妄想ステージ:これが一番大事かも

  • 課題解決のために「先入観・こだわり」を外した「理想型」を考える。ここで考えた以上の「広さ」には企画は大きくならない。思考のマクロフレームがこのステージで設定されてしまうからだと思う。
  • すぐは現実にならなくとも断片的な情報や関係性を「点」とするならば,いつも「点を繋げる」という心がけも重要だ。新しいものは「組合せ」であることが多い。
  • 今回のcocokuriの時は,「いつかJINSさんと組めたらいいな~~」という妄想を持っていたので,チャンスを瞬時にモノに出来たと思う。
  • このステージで「広さ」を持たせるには,常日頃の情報収集や「風が吹けば桶屋が儲かる」的な「拡散連鎖思考」が必要。電通時代にこの辺りの習慣が出来たような気がする。
  • なので,その時に直接関係ないような「ネタ」も「社会の風」として常に把握していないと「ユーザーの空気感」からズレてしまい,「的はずれな企画」が実行されてしまう。いつも情報に触れたら,情報を鵜呑みにせず「なんでかな?」「本当かな?」といったスタンスを持つと良いと思う。
  • 「知識と経験の引き出しの数」が企画の広さ,あるいは「大きな企画のニーズ」には必要なので,「広さを持たせることを心がけて過ごした年数と失敗も含めた実行経験」で「出来る,出来ない」が決まるように感じる。
  • このステージは一見「ムダ」に見えるが,「無から有を創出する」には一番大事なステージと認識している。

1.構想ステージ:現実的なソリューション構築

  • 妄想を具体的にカタチにするための「現実的な」アクションを考える。
  • ここではその時点で「実現可能」なかなり現実的なプランを考える。
  • ただ,妄想ステージで考えたことを「スキあらば取り込む」スタンスを忘れないようにし,チャンスが来たら「実現可能」に向けてすぐに動く

2.裏取りステージ:実行に向けた大事なステージ

  • 構想したものが「本当に出来るか」「費用はどの位かかるのか」「時間軸でどの位かかるのか」など,実現に関わる全ての要素の裏付けを取る。
  • この作業が一番手間と時間がかかる。この中にはアライアンスパートナー探しも入っているため,全く面識がなくてもコンタクトする「図々しさ」が必須だ。今回は寺子屋ブッダの松村さんへのコンタクトがそれに当たる
  • この「裏取り力」は電通時代に身についた。「予算ありきで実行が前提」のクライアントへのプレゼンで「出来るかどうかわからない提案」などあり得ないから,当然か。
  • このステージあたりから「人間力」が必要になってくる。スケールの小さい人間に「他人は付いてこない」し「巻き込めない」。
  • アライアンスに関しては「相手のメリットを先に考えているか」「理念提示と共感」が大きく影響する。

3.説明ステージ:一枚絵で説明する

  • 企画が実行されるには,多くの人を巻き込み協力を得る必要があるので,「共通の理解」と「同じ方向を向いたコミットメント」が必要。
  • そのためには,課題認識・課題解決の基本的な考え方・具体的な解決方法・ビジネススキームとしてクロージング手法などを「一枚絵」にまとめて,「簡潔に」説明しなければならない。
  • このステージでは,それまでの各自の「個別理解」を「一つにまとめる」ことが大きなテーマになり,ここですべてが崩れるケースもよくある。皆が各自の思惑を持っているからだ。
  • このステージのトレーニングは新日鐵時代の「A3一枚資料」の企業文化で徹底的にOJTで行われたように今になって感じる。とにかく「一枚にまとめる」のが上手くなったのは電通時代でなく,新日鐵時代,それも鉄鋼事業に関わっていた時代だ。

4.詳細決定ステージ:実行に向けた最終コーナー

  • 5W1Hをすべて抑え,「もれ・ダブリの確認」「予算の確認」「スケジュールの設定」などを関係する人々に衆知する

5.実行ステージ:「やって終わり」ではない。

  • 計画を実行し,うまくいかなければ即方針を見直し「課題解決」に向かって「基本的な考え方」を維持しつつ,「柔軟に手段を変化させ」またスピーディーに実行する。
  • 基本この繰り返しで「課題解決」を達成する。

自分が手がけられる企画の大きさは「妄想ステージ」での常日頃からの習慣がモノを言う。目の前の事に振り回されきっているコンディションでは,創造性も発揮できないということだ。

結局マインドフルネスは,こういった企画立案~実施力にも大きい効果があると再認識している今日この頃だ。

マインドの革新で,自己革新を。