思考のクセを知る まとめ

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ネガティブスパイラルを生む7つの「思考のクセ」をご紹介してきました。
ここに7つをおさらいとしてまとめます。

思考の癖を知ることは,ポジティブ心理学では「自己認識」と呼ばれています。
既にご紹介した「自分の強みを知る」と併せて,この自己認識なく
どんなメンタルプログラムを行っても,効果は出ません。

日本人は学校教育でこの自己認識をやっておらず
社会的にも「環境との適応」や「他人からどう見えるか,思われるか」的な
考えが重んじられてきたように感じます。
なので,外国人に比べて圧倒的に「自己認識力」が低いのは
そのせいではないでしょうか。

私も57歳にして,初めて「自己認識」を自覚しました。
それにより,既に身に付けた「マインドフルネス」の効果も
より大きくなりました。

以下の7つのいくつが自分にあてはまるか,どれが一番強く,その他への
連鎖を引き起こしているのか。
ぜひ自分で考えてみましょう!

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1.批判タイプ
他人を非難しがちで,曖昧な状況を嫌う。
物事を極端に考える。
白黒をはっきりさせたいタイプで,周囲に不満を持ちやすい。

2.正義タイプ
何が公平で正しいかを気にしがち。
自分の意見を曲げず「○○すべきだ」という思想を持っている。

3.負けタイプ
自分と他人を比較し,落ち込むことが多い。
比べられる事自体を恐れ,人前に出ることにも臆する。

4.あきらめタイプ
自分で状況を変えられると思っておらず,
何をするにも「自分には出来ない」と決めつける。

5.心配タイプ
将来に関して悲観的で,何かうまくいかないことがあると,
すべてがうまくいかないのでは?と心配する。

6.謝りタイプ
問題が起きると,自己関連付けをしてしまいがち。
自己を攻めた結果,自己評価や自尊心を下げる。

7.無関心タイプ
何事にも「我,関せず」の立場を取る。
面倒なことを避けようとするため,自分と周囲の意欲を喪失させる。