マインドフルネス事業への道 3:VR瞑想への気づき

リラクゼーションコンテンツの方向性について思案をしている時に,なんのきっかけもなくいきなり「瞑想は?」というお告げが降りてきた。

ストレスチェックが義務化されたこともあり,ストレス低減への社会の「風」のようなものは少しづづ吹き始めていたので,瞑想とストレス低減との関係性を探ったところ,出るは出るはの打ち止め状態。

厚労省も医療行為としては認めてはいないが「補完代替医療」としてなんとサイトに出しているではないか~。

瞑想 | 海外の情報 | 一般の方へ | 「統合医療」情報発信サイト 厚生労働省 「統合医療」に係る情報発信等推進事業

厚労省のサイトはアメリカのサイトの翻訳であり,スティーブ・ジョブズその他多くの著名人含めアメリカ人の約8%=約1,800万人が瞑想をしている,と書いてある。

何?瞑想はお坊さんがやるもんじゃないのか?アメリカ人が瞑想してるだと?日本じゃ瞑想なんぞさっぱり聞かないし,自分は仏教とか寺には全く興味もないし逆に嫌いなくらいだが,そんなにアメリカに普及しているなら願ったり叶ったり!

加えてVRの一番の特徴である「没入感」は,まさに「瞑想ルーム」にいる最高の瞑想環境になる!

リラクゼーションコンテンツは,「VR瞑想」に絞り込んで進めることにした。

マインドの革新で,自己革新を。

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マインドフルネス事業への道 2:リラクゼーションVR事業の立ち上げ

藤田保健衛生大学との契約も完了し,「リラクゼーションVR」という領域でのビジネスモデルの構築に取り掛かった。海外では入院患者がサムスンのGear VRを使っている例もあることから「治療」ではなく,入院患者の不安解消,暇つぶし的な領域での展開に絞ることにした。「治療」という領域では,厚労省が絡んでくるため,自分でコントロールが出来ないことも「治療」を選択しなかった理由だった。

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思惑としては,病院での利用実績をエビデンスとしてコンテンツ価値を高め,それをコンテンツ化して世界中に販売する,というシンプルなビジネスモデルを選択した。国内向けは全く想定しなかった。元々個人的に「グローバル勝負」を信条にしていたので,逆にグローバルで勝負できるものを本能的に引き寄せたかもしれない。

一方,「リラクゼーション」と銘打ったもののリラクゼーションという言葉がカバーする領域,個人が持つイメージはかなり幅が広く,制作コンセプトも曖昧になる=エッジが効いたコンテンツにならないのでは?という疑問が湧いてきた。

マインドの革新で,自己革新を。

 

マインドフルネス事業への道 1 瞑想VR

2013年の12月にアメリカのImmersive Mediaのプレゼンを受けてから,VRにハマった。正確には「360°動画」に可能性を感じたので,突っ込んだ。

当然アメリカが先行していたので,関連するtwitterアカウントやFacebookページをリスト化して,毎朝4時から最新の情報をチェックしつつ「どの領域でやるべきか」を模索した結果「リラクゼーションVR」が見えてきた。

と同時にパートナー探しも始めて,ラッキーにも名古屋の藤田保健衛生大学とのご縁をいただき,リラクゼーションVRビジネス立ち上げを始めた。

この時2015年5月。

マインドの革新で,自己革新を。

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マインドの革新で,自己革新を。

J-PHONE時代のこと

ふとしたきっかけで,J-PHONE時代のCMをFacebookにアップしたら,バズった(^^)

昔の仲間が動画の元に集い,時を超えて思い出話が出来て嬉しかった。存じ上げない方も沢山シェアしていただき,このCMの「凄み」も再認識!

経営共創基盤の冨山和彦さんとは,その時ご一緒した「戦友」であり,二人にしかわからないいろいろな余韻を持った仕事だった。

20年振りの「大仕事」を前に「20年前の大仕事」をリマインド出来て良かったかも。

マインドの革新で,自己革新を。

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